アカデミックスキル入門講座

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令和5年9月6日(水)7時間目の1年生総合的な探究の時間に、アカデミックスキル入門講座が行われました。静岡大学 グローバル共創科学部 須藤智准教授をお招きし、ご講演いただきました。

研究の出発点である問いの立て方から研究考察の方法に至るまで、研究の流れを須藤准教授の研究例を交えて分かりやすく説明していただきました。次回から研究の流れを立て直す生徒たちにとって、漠然としていた研究が具体的にイメージできるようになったので、大変勉強になりました。

【生徒の感想】

・お話を聞いて、そもそも研究とはなんなのか、何が大切なのか自分なりに理解が深まったと思います。特に問いの設定の仕方や統計の大切さなど今まで分からなかったことやあまり意識していなかった部分を多く知ることができ良い時間となりました。今回の講義の内容をこれからの探究活動に生かし、進めていきたいと思います。

・先行研究を今までよりも多く調べ、学問的な問いを見つけ出していきたいと思いました。

・今回の講義では、研究の過程とそれぞれの進め方を知ることができました。研究課題を立てるときは、個人的な問いから公共的・普遍的な問いを考えること、過去の先行研究を調べて参考にすることで統計がとれ、客観的な主張ができることなどが分かりました。今回習ったことを今後の探究の研究に生かしていきたいです。

・実験をするときは、対象群も一緒に実験をし、統計をとったあとは二つの差が今のある差なのかを確かめることが大切なことが分かりました。良い考察を作るためにはスタートからの全てが大切なことも分かりました。これから多くの先行研究を読んで共通点を探したり、自分たちのテーマに活かせるところを探していきたいです。