1,2年生が合同で「総合的な探究の時間」の授業を行い、1年間やってきた研究を2年生が日本語のポスターにまとめ、発表活動を行いました。このポスターセッションには1年生も加わり、まず「ギャラリーウォーク」の時間を活用して体育館に掲示されたポスターを見て回り、その後オーディエンスとして先輩たちの発表に耳を傾けました。2年生は緊張していた面持ちでしたが、他のチームの発表を見て感じたことを元に自分たちの発表形態にその場で工夫を加えるなど、1年生にもわかりやすく伝えようとする姿勢が見られました。1年生は先輩たちの発表を聞きながらメモを取り、質疑応答時間に積極的に質問を試みる生徒もいました。

ギャラリーウォーク ギャラリーウォーク

ポスターセッション ポスターセッション

2年生の感想

  • 一年生に対して、具体的に説明するのが難しかった。また、オーディエンス側になり分かったが、話す声が小さいと聞こえず、質問もできない状況を作ってしまっていたかもしれないと思った。今後、プレゼンを行う機会も増えていくと思うので、今よりもさらにオーディエンスに気を遣ったプレゼンテーションが行えるように心がけていきたい。
  • ポスターの、説明しているところを指でさしながら発表した。自分が作ったグラフの意味を説明して発表内容をわかりやすくした。オーディエンスとして他グループの発表を聞きに行ったが、声が聞こえづらかった。自分たちの次の発見に活かしたい。
  • ポスターセッションでは、質問に対してはしっかり答えることができたので良かったです。しかし、もう少し詳しく説明すれば質問がなくても理解できる可能性がある内容だったので、初めて聞く人でもわかりやすい発表なるように次の発表時の時は工夫していきたいです。

 1年生の感想

  • 2年生の発表を聞いて、完成型をイメージすることができました。 先輩の発表を聞いて疑問に感じたところは質問をすることもできました。 質問に対してスラスラと答えられる先輩たちが凄いと感じ、私もこのレベルまで上げたいと感じました。
  • 色んなジャンルの発表を聞いた中で、LGBTQ+についての発表が、興味深いと感じました。特に、印象的だったチームでは、「性別による特別視を防ぐ」という課題に対して、「トイレのマークを赤や青だけでなく、紫にする」という解決策が出ていました。「紫を追加することで、LGBTQの方でも、安心してトイレの使用が可能になる」ので、LGBTQへの理解があまり深まっていない日本ではいい解決策だと思いました。