11月3日、長泉町文化センターベルフォールにて、一般社団法人富士・箱根・伊豆国際学会が主催する「2024FHIXフォーラム in 長泉」が開催され、学校設定科目「海外研修」を昨年度履修した2年生の伊藤奏恵さんが、「サプセプゲームを用いたゴミ分別・削減意識喚起」というタイトルで研究成果を発表をしました。伊藤さんは、チームメンバーの大角愛香さんとともに研究を進めて準備をし、ステージでの3分間のショートプレゼンテーションと、別室でのポスターセッションに臨みました。オーディエンスをひきつけるショートプレゼンテーションでの発表態度を多くの方にほめていただくとともに、ポスターセッションでは、聞いてくださる一組一組に対する丁寧な対応ぶりの評価も高く、たくさんのフィードバックをいただくことができました。また、高校・活動の部において、奨励賞をいただきました。
参加した生徒の感想
今日の発表の機会は本当に貴重なものになりました。特に印象に残っていることは、ベトナム出身の方にポスターの発表を聞いていただいたことです。英語で伝えるのは本当に大変でしたが、自分たちが研究の中で心がけてきた「上から目線で考えない」という思いが伝わり、ほめていただいたことがとても嬉しかったです。また、多くの方に熱心に発表を聞いていただき、多くの質問もいただきました。例えば、「リサイクル率が高い地域で共通していると考える点は何か」「はじめから分別して捨てる方法と、集めてから業者などが分別して捨てる方法では、どちらが良いと考えるか」などの質問がありました。今までゴミ問題の現状について伝えるためにデータを使用していましたが、「どうしてそうなのか?」と考えることが、まだまだだったということに気付くことができました。また、新たな気づき・発見として、自分たちが構想しているゲームは、小学生に向いているということがありました。さらに、ゴミ拾いに関連するアプリなど、新たな解決策につながるヒントや気づきを、発表を通じた交流で得ることができました。