12月23日(月)・24日(火)の二日間をかけて、TiB(Tokyo innovation Base)(東京都千代田区)、アサヒグループ研究開発センター(茨城県守谷市)、神奈川工科大学(神奈川県厚木)の計3ヶ所を訪問し、見学や体験、成果発表をさせて頂きました。
TiB(Tokyo innovation Base)(東京都千代田区)スタートアップ企業が集まり各企業の✖️(掛け合わせ)が促進されるコワーキングスペースが広がっていました。身近な職場=職員室の生徒にとっては目新しい業態にとても良い刺激を受けていました。
以下、TiBでの研修を受けた生徒の感想です。TiB はスタートアップの企業さんを支援する場所で、アイデアを考える、物を作る、実際に会ってみるという、企業を始めるために必要なものが全て揃っていて、びっくりしました。また、外国の人や、目が不自由な人たちへの配慮などもされていて素晴らしいと思いました。また、お話を聞く中で、「喋る際には短時間でわかりやすく伝える、何事も楽しく、そして、小さなきっかけから原因を探し、今までと違う視点で見ることで新たな発見、解決策があることを学べました。TiBさんから学んだことをこれからの研究に繋げていきたいです。
アサヒグループ研究開発センター(茨城県守谷市)本校の探究授業でも、審査員等でお世話になっている伊集院様(合同会社シゴトトセイカツ/業務執行役員・クリエイティブディレクター)の御紹介で訪問の機会を頂くことが出来ました。昨今YouTube等のSNSで何でも観たり聴いたり出来るものの、やはり研究の現場で生の空気感を感じることや、そこで働かれる方の生の声を聴かせて頂いたことは、生徒にとってとても貴重な時間になった様でした。
以下、アサヒグループ研究開発センターで中川様と齋藤様による研修を受けた生徒の感想です。グローカルを目標にしていて、カルピスが仮に売れなくなったとしてもカルピスが好きな人のために商品を売るのをやめることはないという言葉を聞き、利益のためでなく人のために働いているところがかっこいいと思いました。世界に広めつつも地元の人にも愛されるものを作るという理念が気に入り、入社されたと伺い、理念でも会社を選べる人になりたいと思いました。ビールのカスを使って食品を作っていて、環境にもいい取り組みをしているとわかりました。今興味があることとそのあと興味が出ることが変わっても、興味があれば努力できるという言葉が心に響きました。あとのことを考えずなにも始めないよりもまず自分がやりたいことをやろうと思いました。
神奈川工科大学(神奈川県厚木市)大学の先生方に、各グループ探究の成果発表を見ていただきました。頂いた質問を活かして研究が更に良いものになることを期待します。お昼は生徒2人に大学の先生や院生が1人付く形で談話しながら食事を摂りました。研究のことだけでなく、普段何をしているかも含めてお話し出来て、実りのあるものになりました。午後の研究室見学では、オープンキャンパスでも観ることが出来ない内部まで入らせて頂いて、とても貴重な体験をしました。
以下、神川工科大学での研修を受けた生徒の感想です。日頃から研究をされている先生方に私たちの発表を見てもらうという、普通ではできない経験が出来たのは、とても緊張しましたが有意義な時間になりました。質疑応答の時も、『確かに』と思うことばかりで、今後の実験ではもっといい実験を行い、いい結果を出すことができるように努力したいと思います。また大学院生や教授から教えて頂いたことは、理解が十分できなかった部分もあったのでこれらの内容がわかるようになる為に、これからはもっと理科の勉強をしていきたいと思います。