2025年1月25日(水)8限、本校物理室にて、学校設定科目『STEAM for SDGs』を受講する2年生13名が、静岡大学の谷本先生・鵜飼先生・ガエル先生ご指導の下、すでに作成し、校外発表においても使用している日本語の発表スライドを、英語のスライドに作り替え、効果的なプレゼン資料を作る演習を行いました。
例年3月末、本科目を選択する生徒たちはアメリカ・ミネソタ州の高校生とZoom等を用いて意見交流会を諮っており、日本語で作ったスライドを英語のスライドに作り替える機会はありました。今年度はその工程において、静岡大学の上記3名の先生にご協力頂き、“より伝わる”科学技術英語プレゼンを作成する試みを行いました。
講義中、先生と生徒の間のコミュニケーションはすべて英語という環境の中、「どう伝えればいいのか…」と悪戦苦闘しながらも、何とか伝えようと頑張る生徒の姿が見られ、普段の生活ではなかなか出来ない良い経験になったと思います。今回の取り組みは2週にわたって実施するため、来週の演習がより良いものになることを期待したいです。
以下、生徒の感想になります。
・今回は、質問も原稿もすべて英語ということで、伝える!ということを意識しながら行いました。まだ原稿を覚えきれていなかったり、自分の伝えたいことがあやふやなところがあったので、しっかり直していきたいです。一方で、相手の言っていた質問を全て理解できなかったというわけではなかったし、会話がある程度で出来たと感じたので、この調子で英語の文章だけでなくコミュニケーションも頑張って、自分の伝えたいことをハキハキと相手に伝えられるようにしたいです。
・英語で説明を行ってみて、なかなか外国の方と話しをすることはないので、即興で話す良い機会になりました。スライド作りの基本や、英語の表現としてより良い書き方を詳しく教えて頂き、理解することが出来ました。直す場所はたくさん見つかったので、原稿も含めて今日のアドバイスを思い出しながら、丁寧に直していきたいです。
・1時間ほぼ全ての会話に英語という、普段経験できない貴重な時間を過ごすことが出来た。単語力やヒアリング能力が足りず、相手の質問の意図がわからないこともあったが、それも含めて貴重な体験だった。また機械翻訳ではわからない、人に話す際に伝わるニュアンスも学ぶことができた。来週は修正したものを発表するので、講師の先生に教えて頂いたことを活かして改善し、万全の状態でプレゼンに臨みたい。