2月8日(土)、静岡理工科大学静岡サテライトキャンパスで開催された『第10回ふじのくに地域・大学フォーラム』に参加しました。本発表会では、大学生や高校生が自ら設定したテーマについて調査・研究した成果を発表し、参観された方と意見を交わしました。大学生の発表が多く、先日参加させていただいたしずおか高校生探究フェスタとはまた違う雰囲気でした。自分たちの発表だけでなく大学生の研究発表を聴くことで、より学術的な学びのある貴重な時間になりました。

以下は、参加した生徒の感想です。

・これまでに何度も発表をしてきたつもりではあったが、場を盛り上げるために会場に投げかけていた「ドローンを見たことがありますか?」という問い一つをとっても、研究の一環として正確にアンケートを取らなければいけないと学ぶ機会になりました。大学生の発表を聞いて感じたことは、情報、根拠となる数字の多さです。自分たちの発表に比べて、アンケートだったりフィールド調査だったりと、分析するための情報が非常に多く、それを基盤とすることで研究がより発展的になっているのだろうと感じました。また、調査にかけた時間の多さにも大きな差があるように思いました。これから実験や調査をする機会があるときには、今回のような実験で満足するのではなく、まずはもっと時間をかけようと感じました。

・大学生の方も多く参加されているフォーラムでかなり緊張しました。しかし、発表で最後まで伝えたいことを伝えることが出来、自分にとって大切な経験になったと思いました。大学生の研究は多くの資料や実験結果などが背景にあり、質疑応答の際にも明確に理由をつけて答えられており、多くの面で素晴らしいと感じる場面がありました。またスライドも個性があって、特に静岡文化芸術大学の方の発表スライドが分かりやすくかつ可愛くて、今後の参考にしたいと思いました。今までの私の考えを覆すようなものばかりで、本当に貴重な時間になりました。今日知ったことをまた自分のスライドや発表に活かしていきたいです。

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