2月15日(土),16日(日)福井県敦賀市において、国際環境経済研究所主催「高校生が考える2040年の電力供給」発表会が開催され、STEAM for SDGs エネルギー班が参加しました。
15日は、世界のエネルギー情勢についての講義の後、美浜原子力発電所を見学しました。
16日はエネルギー関連の専門家からアドバイスを得ながら、「2040年の電力供給」をテーマとした発表スライドをまとめ、発表を行い、本校が見事最優秀賞を受賞しました。静岡県及び福井県から高校生が参加し、対面での発表会でした。専門家ならではの的確かつためになる話も聴くことができ、非常に有意義な時間を過ごせました。

表彰  夕食のカニ

生徒の感想

・自分たちが考えたことが評価されることはとても嬉しいことだと改めて感じました。一生懸命やったことが報われたと感じるのは久しぶりだと思いました。
・この発表会を通して、日本の電力構成や現在の発電方法など普通に生活していたらあまり自分からは知ろうとしない部分に詳しくなれた。この経験を日々の生活や進路に繋げていきたい。そして、事前指導会のときに担当してくれた方がとても優しく、また的確なアドバイスをしてくださって本当にありがたかった。エネルギーピッチの後はずっとこの発表会の準備をしてきたので良い結果が出せて嬉しかった。
・国民の意見についてのアンケート結果をまとめたときに、昔との値の増減について分析し、それらの原因や背景などについて考える力がついたと思う。まず、原子力発電所では建物の中や外観、仕組みなど実際に行ってみなければ知ることができなかった貴重な体験ができた。また、研究発表会ではそれぞれの高校が違う視点から研究を進めていて、参考になる部分が多かった。とても貴重な体験ができた。
・今回の発表会がなかったら私は日本の電力構成を調べることもなかったと思います。否定から入るのではなく、メリットデメリットで比較して正しい情報を手に入れて判断することの大切さを実感し、他の人たちにも同じように正しい情報を知ってもらいたいと思いました。