3月15日に三島商工会議所を会場として行われた国際シンポジウム「シャル研究所会議」において、学校設定科目「STEAM for SDGs」の生物班チームが英語で研究成果を発表しました。国内外の医科学や遺伝学関連の研究者に対し、水の硬度やpHによって成長や味にどんな変化があるのかを実験した結果や考察をまとめたスライド資料を用いて説明しました。豆苗の葉を目の前で食べて味についてユーモアを交えて伝えた場面では、笑いが起こり、観客の心をつかんだようです。実験の回数についての質問を受けるなど、参加者からの高い関心がうかがえました。

Shull 

また、高校生の発表に先立ち、筝曲部が2曲を披露しました。様々な技法を駆使した情感豊かな演奏に大きな拍手が沸き起こりました。

筝曲

本国際シンポジウムは、国立遺伝学研究所の五條堀孝名誉教授らが誘致したもので、地元の高校生代表として、日本文化と研究発表の二つの場面で活躍のチャンスをいただきました。

発表した生徒の感想

  • 他校の発表を見て、英語の発表における改善点がまだまだありそうだと思いました。質問の受け答えは戸惑ってしまって質問の意図と結構違ったものを回答してしまったり、時間を少し超えてしまったりしたので、この反省を生かしてより良い発表ができるようにしたいです。
  • 今回の発表を通して、プレゼンは如何に聴衆を惹きつけるかが重要だということを実感した。完璧な英語でなかったり、改善点は多くあったものの、身振り手振りを使って聴衆に興味を持たせることができたのは良かったと思いました。
  • 今回の発表会を通して、適応力が大事だということを実感できました。僕たちの班は、当日の急な変更に対応できず、発表時間が少しオーバーしてしまいました。どんな状況でも全力で臨機応変に対応していくことが大切だと思いました。また、他校の話を聞いて、発表の仕方の工夫には無限の可能性があって、まだまだ伸びしろがあるなと感じたので、いろんな発表を聞いて、学んでいけたらいいなと思います。
  • 今回の発表では、やっぱり英語での発表は慣れないなと思いました。他の学校の発表を聞いてみた時に、発音が良いし内容も優れていることをしていると感じました。しかし、自分たちの発表も、これまでよりは格段的に良い発表が行えたと思います。