本校が参加している、WWL域内AL(アドバンスト・ラーニング)ネットワークを統括する、名古屋大学教育学部付属高校主催の「SSH×WWL合同研究発表会」が、3月26~27日に、名古屋大学豊田講堂等を会場として行われました。本校からは3つのチームが社会・経済分野と環境分野に参加し、ポスターセッションに臨みました。審査をする名古屋大学の教授等や他校の参加生徒から質問やアドバイスを受けるとともに、他校のポスター発表も聞くことができました。また、理学研究科天体物理学研究室とトランスフォーマティブ生命分子研究所を見学する機会も設けられ、普段身近に触れることのない大学研究室での研究の最先端に触れました。27日には、日本政策金融公庫が主催する「高校生ビジネスプラングランプリ」で本校が令和6年度「学校賞」を受賞した副賞として、2024年に開業したオープンイノベーション拠点であるSTATION Aiを訪問して見学する機会にも恵まれました。

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参加した生徒の感想

  • ポスターセッションでは、私達グループの今までの研究内容を1枚のポスターにまとめ、審査員の方や他の学校の生徒に説明したり、他の研究内容の見学をしたりしました。審査員の方々から質問やアドバイスをいただき、自分達の研究内容やポスターの良い所、改善点が明確になりました。また、他の学校のグループの発表を見て、問題の解決策や考察の独自性だけでなく、それらを得るまでの過程における思案の深さ、幅広さや、課題発見の視点の多角さなどを感じ、非常に勉強になりました。 STATION Aiの視察では、新しい会社の在り方を知ることができました。 STATION Aiは、スタートアップ企業と既存産業を繋ぎ、双方の成長、アップデートを支援するサービスを提供する、国内最大級のオープンイノベーション拠点です(引用: https://stationai.co.jp/about)。様々な企業が在籍していて、それぞれが必要とすると思われる設備があるうえ、各階オープンオフィスで、他企業との交流がしやすい開放的な空間でした。働く人々のことが考えられた施設だと感じました。今の社会や産業に必要なことや、働き手のためになるものを考え実現させることの重要さや偉大さを感じました。 名古屋大学研究室訪問では、トランスフォーマティブ生命分子研究所へ行かせていただきました。バックグラウンド(かつて専攻していた学部・学科)の異なる方々が共同で研究を行っていらっしゃいました。この研究所も、先の STATION Aiと同じ様に、学生の方々の部屋(教室)と、先生方の部屋の間に仕切りがなく、コミュニケーションを取りやすい構造になっていました。また、教室のすぐ下の階に研究用の器具、設備が教室から見えるように設置されていました。研究員の方がそれぞれ持つ専門分野を融合させ、革新的な発明、発見を産むことをより促進させるような、将来の科学の発展を担う研究員の方のための施設なのだなと思いました。このような施設が増え、より科学や産業が発展したらいいと思いました。 今回の成果発表会では色々な角度から刺激を受けました。誰もが体験できることではないので、このような機会を頂けて感謝しています。今回知ったことや学んだこと、感じたことを今後の探究活動や進路を考える際に活用しようと思います。
  • 今回の合同研究発表会を通して、一番感じたことは、研究に対する熱意は必ず問題を解決するための糧となるということです。自分たちの研究を客観視するいい機会でした。分野はそれぞれありましたが、どの分野においても、研究を遂行している人たちの目は光り輝いており、感化されました。研究内容の細かさや、力強い説明など、勉強となる部分が多く、とても自分自身成長することができたと感じる機会でした。訪問させていただいたStation Aiでは、オフィスの壁が物理的にも精神的にもない環境で、様々な企業の方が柔軟に仕事をされているのが新しいと感じました。一つの問題に多角的に取り組むことができる環境は、働きやすく、日々お互いの顔を合わせることによって仕事の意欲向上にもつながると感じました。また、発表会終了後は名古屋大学の研究室訪問もさせていただきました。私はトランスフォーマティブ生命分子研究所の方を訪問させていただきました。そこでも、Station Aiと同様に、壁がない研究室が広がっていました。分野を超えて人と人とがつながり、共同することによってその分野のみでは編み出すことができないような解決策が生まれるなど、利点が多く生まれる環境が作り出されており、とても刺激的でした。約2年間、探究活動を行ってきましたが、この活動を通して問題を解決するための方法は一つだけではないということを改めて実感しました。最初の頃は、高校生の私たちなどが世の中という大きな場所で発生した問題を解決できるはずがないと考えていました。ですが、研究を進めていくうちに徐々に研究に対し現実味を感じ、共同作業をしながら問題に立ち向かうことの楽しさや満足感を味わうことができました。データを集めたり、企業の方に直接お話を伺う、または聞いていただくなど慣れないことだらけでしたが、それら全ての行動は決して無駄ではないと思います。今回の発表会を通じて、たくさんの刺激的な出会いを経験できました。この経験を糧にこれからの研究も精一杯取り組んでいきたいと思います。
  • ポスターセッションでは、自分の研究を発表する機会を得て、他の参加者や専門家から貴重なフィードバックをもらえました。特に、異なる視点からの意見を聞くことで、自分の研究の強みや改善点を再認識できたのは大きな収穫だと思います。また、他の発表を聞く中で、研究手法やプレゼンの工夫など、今後の参考になる点が多いと感じました。 STATION Aiの視察では、スタートアップ支援の最前線に触れることができました。最先端の施設や支援プログラムを実際に見て、これからのイノベーションの可能性を強く感じ、起業家精神や新しいビジネスの形についても学ぶことができ、自分のキャリアや研究の応用について考えるきっかけにもなりました。 また、他校の発表を聞いて、さまざまな分野の研究や取り組みに触れたことも刺激的でした。自分と異なるアプローチを取っている研究や、新しい技術を活用したプロジェクトなど、多くの学びがありました。さらに、発表の構成や伝え方の違いも興味深く、今後の発表に活かせる点が多かったです 全体を通して、研究の発表や交流を通じて自分の成長を実感できたとともに、新たな視点を得ることができました。今後もこうした機会を積極的に活用し、学びを深めていきたいと感じました。 2年間の探究活動を振り返ってみると、最初は抽象的だった物が段々完成に近付くにつれて具体的になり、それが評価された時の喜びは何事にも代えられないなと考えました。
  • 今回のSSH×WWL合同生徒研究発表会で、探究活動における研究の進め方や課題解決に向けての目標の設定方法についての知見を深めることができた。研究を進める上で、先行事例を参考にする場合があるが、自身の研究と先行事例の研究の相違点を見極め、適切な実験方法を採用することが必要であると学んだ。目標の設定においては、現時点で課題を解決するために足りていない事柄を認識することが重要になると感じた。 国内最大級のオープンイノベーション施設であるSTATION Aiでは、数多くのスタートアップの取り組みを知ることができた。この施設では、企業間の情報共有が行われており、複数の企業による共同開発がより積極的に行われるのではないかと期待できる。実際、一般に公開されていないフロアにも企業を紹介するポスターやパンフレットが置かれており、企業間で アイデアの発案を活性化していると感じた。 1年生から行ってきた探究学習を通して、課題の発見やその解決策を考える能力がついたと思う。課題の解決においては目的、目標やターゲットを設定することが重要であり、探究の活動中には常にこれらのことを意識して研究を進めていきたい。
  • この名古屋の発表会でレベルの高い発表を聞き、発想の仕方が本当に多様で、とても面白いと感じました。特に生物分野の発表では、実験を何回も何回もして、そこから得られたことからさらに新たな考えについて確かめていくというような、僕たちが目指す理想的な探究や研究があって、とても興味深く聞いていました。 でも、僕たちの班もやれるだけのことはできたと思うし、質疑応答も、今までに行ってきたことを全て活かせたなと思います。 僕はこの2日間を通して、失敗を恐れずに、何かに向かって全力で進んでいくことが大切であること、そして、仲間と協力することが多かったので、一人ではなく、仲間がいるからこそここまで来れて、いい発表ができたので、仲間を頼り、頼られることが大切なんだなということを学ぶことができました。
  • 私は今回の他校の学校の発表を聞いて大きな刺激を受けました。印象に残っている発表者の多くは、「楽しく」「自分の好き」という気持ちが原動力となっていました。また2日目に訪れたSTATION Aiの視察はとても楽しかったです。固定をしない仕事場所や多くの企業人とコミュニケーションが取りやすいオフィスの構造など、自分もこんな環境で働いてみたいという憧れが生まれました。多くの企業が在籍しているからこそ、新しいアイディアが形になり、世界を大きく変えるかもしれないというドキドキが止まりませんでした。今後今回学んだこと、憧れやドキドキの心を忘れずに今後も探究、研究を通して課題を解決につなげたいと思います。
  • 今回のポスターセッションでは、発表側のときは今まで考えたことがなかった時点からのアドバイスを受けることができ、情報端末を使って聞き手にイメージを持たせるなど、いままで以上に良いプレゼンができたと思う。聞き手側のときは、自分が好きな分野についての発表が聞けて、疑問や好奇心からの発表で聞いてる側も非常に楽しかった。難しい分野の研究でも聞き手に分かりやすいように工夫されていて、プレゼンの仕方について自分の糧になった。STATION Aiは近未来的なオフィスで誰もが使いやすいようなユニバーサルデザインでできており、驚異的だった。企業の商品も試したり、新しいアイデアに触れたりできてためになった。世界を変えるために様々な企業が協力していて輝いて見えた。この2日間では、探究の時だけではなく、これからのプレゼンテーション、アピールの仕方など自分自身にも繋がることを学ぶことができた。
  • 他の高校の発表は分野ごとにそれぞれ魅力があり、特に生物分野では斬新なアイデアや色々な研究結果から立てられた考察と実験を元に結果が導き出されていて感心しました。分かりやすく表にまとめてあったり、実験を繰り返して同じ結果が出るのか、例外はあるのかなど条件を変えて検証したりしている点がとても興味深かったです。全体的にどの分野でもレベルが高く、今までにない視点を得られてとても勉強になりました。自分たちの発表でいただいたアドバイスは、現実的かつ新たな改善点が見いだせるとてもいいものでした。ステーションAiでは様々な企業が1つの建物で意見交換が行えるという新しいスタイルで、建物内では、ユニバーサルデザインや障害者の方の絵を使ったり、ロボットや最新の技術を使ったシステムが用いられていて、全ての人が快適に過ごせるデザインになっているところがとても素敵だと思いました。