8月27日、海外研修2日目です。ホテルのビュッフェ形式の朝食では、ベトナム料理の米粉麺のフォーが好評でした。

午前中は水資源大学(Thuy Loi University)を訪問しました。なお、JICA専門家・松木洋忠氏と同企画調整員・藤巻三洋氏には、終日にわたり同行いただきました。同大では、まず、グエン・クアン・キム(Nguyen Quang Kim)学長にあいさつしました。次に通していただいた部屋には、英語で「歓迎 三島北高校代表派遣団」というバナー(布地の垂れ幕)が掲げられており、大いに歓迎していただきました。

Thuy Loi Univ

ベトナムの水問題に関して、グエン・カオ・ドン(Nguyen Cao Don)先生とグエン・チ・ラン・フン(Nguyen Thi Lan Huong)先生が、英語でプレゼンをしてくださいました。プレゼンでは、日本とベトナムにおける災害事例やベトナムの伝統的な水の利用方法、および、現在の問題点などについて解説いただきました。生徒たちはグループごとに質問を考え、積極的に英語で質問することができました。最後に記念品の交換と記念写真撮影を行い、同大をあとにしました。

午後は、ハノイの西50kmにある、ベトナムの古い街並みを保存したドゥンラム(Duong Lam)村を訪問しました。JICA専門家の松木氏には、車中ならびに視察先の村内を歩きながら、地形からわかる治水事業の様子やその場で見つけた川や用水路、汲み上げ式ポンプについての解説をいただきました。生徒たちからの質問にも丁寧に答えてくださり、教員ともども大変勉強になりました。

また、ドゥンラム村での昼食では、はじめて本格的な地元の料理をいただきました。生徒たちは、いずれの料理にも「挑戦」し、ベトナムの味をお腹いっぱい楽しみました。

JICA松木氏 Duong Lam